大阪枚方の銘菓、くらわんか餅の販売店です。歴史を踏襲しつつも今までにない最上級の素材を使用した くらわんか餅をだすお店なので、4坪とコンパクトなお店ながら、インテリアも食材同様の質と素材感を表現しなければなりません。そこで店舗自体をショーケースに見立て、外部にL型に大きく開くプランにし、内部はL型カウンターを中心に配し、鏡の虚像によってロの字カウンターをつくることで面積以上の広がりを生み出すようにしています。仕上は鏡、漆喰、ガラス、鏡、楢の羽目板、桧、MORTEX、墨モルタルとコストの許す限り色々な素材をつかうことで、伝統を受け継ぎながらも素材の多様性で新しさを生み出すくらわんか餅の世界を表現しています。暖簾や紙袋などはアートディレクターと協同で提案でしています。